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昨今のコロナ禍の中でイベントが自粛され、なかなか実行が難しい折に最近ようやく全国各地で各種様々な催し物が行われ始めました。
今回レポートのパンダリーノ2022も同実行委員会の方々の入念な事前準備計画のもとに参加者も事前限定の形で実行されました。そのかいあって安心にとても楽しく快適に過ごせるように配慮され、パーツの杜もショップ出店させていただき、参加された皆さんと一緒に多くの出会いをいただき充実のひと時を送らせていただきました。
(参加スタッフ:富士南 望月、本部 栗原、愛岐オフィス 浅川、Web 山本)

場所は、静岡県浜松市浜名湖畔の渚園という公共キャンプ場で大きな駐車場の奥には、湖畔を望みながらの広大な芝生広場がフィアットパンダを待ち受けていました。前日の雨が当日朝まで残り、前泊のキャンパー達は、ひやひやものかと思われました。

開催当日は、11時の開会式までの入場に向けて当日参加の車列が、駐車場に早くから集合し、同型車を並べたり、愛車を磨いたり、久しぶりの再開に談笑したりとか各自思い思いの時間を過ごされておりました。 スタッフさんの段取りの良いおかげでとてもスムーズに検温、入場手続き、設営も済ませ、いよいよ開式です。

凄いのは、会場内がFM放送で案内されていることです。事前準備にFMラジオ持参とあり、流れていた音楽に解散前には、ハワイアンソング的なパンダリーノソングを口ずさんでしまうほどでした(笑)

200台の参加台数と100台の場外見学参加台数は、日本一のフィアットパンダ集合イベント会であります。

参加のパンダ車は、初代から現在は3代目となり、初代は1980年式で、もうすでに40年以上も経過しております。1986年までの型は、セリエ1とも呼ばれフィアット126や127を置き換えるべく誕生し、ジウジアーロのイタルデザインは、直線的なボックスデザインで今見ても古さを感じないデザインです。 今回電気自動車のデモ走行もあり、無音の初期型に皆さん驚愕していました。

初代後期は、セリエ2と呼ばれエンジンも993ccとなり、後には富士重工(スバル)の無段変速機(CYT)が採用されました。

2代目はデザインも丸く刷新され2003年から8年間販売されました。デビューした年にはヨーロッパカーオブザイヤーを受賞し、幸先いいスタートになりました。 会場には、専用色の「アレッシィ」もあり、ひと際目立っておりました。

3代目は、2011年フランクフルトショーでベールを脱ぎプラットフォームは、大人気の500と共有し、日本には2013年にデビューしております。 独特のツインエアエンジンは、走る喜びを堪能させてくれます。様々な限定仕様が投入され人気を博していますね。

歴史を紐解いたところで、本イベント各参加車は思い思いにカスタマイズを施したりしたり、はたまた完全ノーマルあったりで実に楽しく拝見出来ました。

会場内は、まったりと家族で楽しんでいる人や、恋人・夫婦で散策する人、遠距離(なんと北九州や八戸ナンバーも!)から来られている人、はたまた爆睡している人、再開で盛り上がる人、フリマで手作りパンダグッズを販売されている人など色々な人達がパンダという魅力ある素敵な車のおかげで皆さん笑顔。初夏の涼しい気候の最高のコンディションで休日を満喫されていたのが印象的でした。

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