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このFIAT500(チンクエチェント) 110Fについて

現オーナー様は、平成6年8月に東海地区のインポーターが中古並行輸入した同車両を購入されました。

当時、小樽に在住されていたオーナー様は、季節の良い時期を選んで走りまわった若き日のドライブと、クラッシックカーには付き物の小さなトラブルを経験された思い出を楽しそうに話して下さいました。

昭和42年式の同車両は、その頃の小樽の街並みにとても映えたことでしょう。

3年後の平成9年8月に車検が切れた同車両を、一線で活躍され多忙を極めた当時のオーナー様は、寂しい気持ちもありましたが、札幌市のご実家の車庫に保管される決断をされたそうです。

そして約28年間の眠りにつく事になりました。

もちろん車庫までの道中は何の不具合もなく自走して、「窓はなく、換気扇が完備された」最高の環境で保管されました。

今回、パーツの杜にお声をかけて頂き、あえてエンジンの始動は試みていません。

不用意にセルを回して、ダメージを与えてしまう事を懸念したオーナー様のご判断です。

ですので不動車の扱いでのご紹介とさせて頂きます。

車体は1人の力で押し歩き出来ます。

ブレーキの張り付きもなくスムーズです。

運転席、助手席の足元に多少の錆が見られます。写真をご覧ください。

車内は嫌な臭いもなく清潔な印象です。

キャンパストップの生地もとても良い状態です。

下回りも、見える範囲の状態は良好と思います。

外装の状態も良好で、いい感じのクラッシックカーの雰囲気が出ていると思います。

再塗装などせずに、この雰囲気で森の中のカフェの納屋のような車庫に佇んでいたら、興奮のあまり卒倒してしまうご婦人が続出することでしょう…

それくらい雰囲気のあるお車です。

「この車を存分に活かしてもらえたら、最高の喜びです」とオーナー様は仰っていました。

私からもどうぞよろしくお願い申し上げます。

購入時にインポーターから事前に送られてきた生写真と、貴重なパンフレット、

当時のオプション表もよろしかったら差し上げますと言って頂けました。

この機会にぜひご検討ください。

動画で紹介

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